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        "text": "九歳のときから、私にはずっとただ一つの情熱しかなかった。モータースポーツである。三年前にこの分野を専門とする雑誌を創刊したのも、人が他者を追い抜くことで自分自身を超えようとする、あの胸躍る世界の中で生きるためだった。ごく幼いころから、私はいつかレーシングドライバーになることを夢見て、ファンジオの足跡をたどる自分の姿を思い描いていた。自ら創刊した雑誌がもたらしてくれた人脈のおかげで、私自身もレースに出ることができ、しかも常にかなりの好成績を収め、いまでは十個ほどのトロフィーが私の住まいを飾っている。"
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        "text": "一九七三年十二月十三日のあの朝、クレルモン＝フェランを見下ろす火山群へ向かったのは、車を走らせるためというより、少し新鮮な空気を吸うためだった。それに、サーキットからサーキットへとレースを追いかけ、ほとんどずっと四つの車輪の上で暮らした一年のあとでは、脚がうずいていた。"
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        "text": "突然、もやの中に点滅する赤い光が見え、続いて私のほうへ降りてくる一種のヘリコプターのようなものが見えた。だがヘリコプターは音を立てる。ところがそこでは、私はまったく何も、ごくかすかな音さえも聞こえなかった。気球だろうか。その機体はいまや二十メートルほどの高さにあり、扁平な形をしているのに気づいた。空飛ぶ円盤だ！　私はずっと前からそれを固く信じていたが、自分自身が見られるとは望んでいなかった。直径はおよそ七メートル、下は平らで上は円錐形、高さはおよそ二メートル五十だった。底部では激しい赤い光が点滅し、頂部では断続的な白い光が写真機のフラッシュを思わせた。その白い光はあまりに強烈で、私は目をしばたたかせずには見ていられなかった。"
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        "text": "あなたにそれを買わせたのも、やはりテレパシーによってです。あなたに話すことがたくさんあり、私はあなたを困難な使命のために選びました。私の機の中へ来てください。そのほうが少し語り合うのに心地よいでしょう。"
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        "text": "私の言うことを聞いてください。あなたは彼らに語ることになります。ただし、彼らが何であるか、そして私たちが何であるかについての真実を伝えながらです。彼らの反応しだいで、私たちが自由に、公式に彼らの前に姿を現せるかどうかを見きわめましょう。彼らに話す前に、すべてを知るまで待ちなさい。あなたを信じない者たちに対して正しく身を守れるよう、そして彼らに反論の余地のない証拠を示せるようにです。あなたは私が話すことすべてを書き留め、それらの記述をまとめた本を出版させなさい。"
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        "text": "多くの理由からです。まず、新しい思想が好意的に受け入れられ、それを表現することのできる国にいる者が必要でした。フランスは民主主義が生まれた国であり、全世界におけるその姿は自由の国というものです。次に、聡明で何にでも心を開いている者が必要でした。最後に、そして何よりも、反宗教的でないながら自由思想を持つ者が必要でした。父がユダヤ人、母がカトリックであるあなたは、世界の歴史において非常に重要な二つの民族をつなぐ理想的な結び目だったのです。一方で、あなたの仕事がたいていの人には信じがたい啓示にあなたをまったく結びつけないことが、あなたの言葉をいっそう信じるに足るものにするでしょう。科学者ではないので、あなたは事を複雑にせず、簡明に説明するでしょう。文筆家でもないので、大多数の人には読みづらい込み入った文章を作ることもないでしょう。"
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        "text": "最後に、私たちは一九四五年に起きた最初の原子爆発のあとで誰かを選ぼうと決め、あなたは一九四六年に生まれました。私たちはあなたの誕生のとき、いや、それより前からあなたを見守ってきました。だからこそ私たちはあなたを選んだのです。ほかに私に尋ねたいことはありますか。"
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        "text": "あなたの惑星へ行ってみたいのですが、できるでしょうか。"
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        "text": "火山の噴火口は、わずらわしい目から身を隠すのに理想的な場所だからです。さあ、私はこれから立ち去ります。明日、同じ時刻に聖書を持って戻ってきなさい。そして書き留めるものを持っておいでなさい。金属のものは何も身につけてこないように。そして私たちの対話のことは誰にも話さないように。さもなければ、私たちは二度と会えません。"
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